ドルフィン日記
秋の京都でオオサンショウウオとビワヒメマスに会う
2022年11月12日(土)〜13日(日)
ダイビング屋のツアーなのに京都?と思うかもしれませんね。
京都にも舞鶴と言う海があります。天橋立なども有名ですが、今回は海ではなく「川」京都の川には天然記念物のオオサンショウウオが生息しています。また京都のお隣、滋賀県琵琶湖水系の川には、この時期琵琶湖固有種のビワヒメマス(サーモン)が遡上しています。天然のオオサンショウウオと貴重なビワヒメマスの遡上に出会うドルフィンアイズ初のツアーの開催です。また秋の京都といえば紅葉が有名すね。今回はバッチリ紅葉シーズンだったので、綺麗に色づく山々や色づいた葉が流れて来る川の中の紅葉も楽しみました。
ちなみにこのツアーはシリンダー(タンク)を背負いません。使う器材はドライスーツ、マスク、シュノーケル、ブローブ、フフード(今回使わない方もいましたが…)だけでフィンすら使いません。水面で観察するのでノンダイバーの方でも参加できるツアーなんですよ。
1日目、京都まではハイエースでバビューンと6時間の旅。
到着後、早速鴨川上流でオオサンショウオ探しの開始です。
ドライスーツに着替えて、皆んなで川へ入って探していると発見!岩の下で休んでいました。1匹はこちらを向いていてくれたので顔までバッチリ!極小のつぶらすぎるおめめと大きな口が怪獣感を醸し出してました。
この日のお天気は気持ちの良い穏やかな晴れ!でも2日目の天気予報は「雨」それもそこそこな雨量予報、雨が降ると川が濁るのでビワヒメマスが見えづらくなってしまします。なので2日目に行く予定だった琵琶湖水系の川へ急遽移動してビワヒメマスまで狙っちゃいました。
マスは通常川から海へ下り、成長したのちに川を遡上し産卵して一生を終えます。ビワヒメマスは琵琶湖にしかいない種で琵琶湖が海の役割をするので、一度も海に行かないマス(サーモン)なんです。貴重なマスで生体を保護するために今回観察した川の名前は明かすことができません。現地に到着して橋の上から眺めるといました!更に良く見ると浅い場所を泳ぐ時に水面上に背ビレが見えます。再度ドライスーツに着替えて川の中へ、水深は深いところで40cm程度、覗きながら探しているとカメを発見、後で調べて見るとどうやら「ニホンイシガメ」と言うカメらしいです。3匹くらいいたかな?動画も撮ったのでご覧下さい。カメと戯れつつ川辺の草の間を探すとビワヒメマスが隠れていました。産卵時期なので婚姻色が綺麗です。じっくり観察していると2匹になったりすることもあったのでツガイでしょうね。また、死んでしまっているビワヒメマスも数匹いて自然の摂理を感じました。
ホテルは万葉倶楽部グループのホテル京都エミナースへ。
京都には温泉がほぼ無いらしいのですがこのホテルのお湯は温泉、それも素晴らしい泉質で浸かるとぬるっとします。肌スベスベ効果がハンパありませんでした。もちろん万葉の湯ですからタオルや館内着は不要で楽々です。
2日目は京都観光に切り替え。
雨でも大丈夫な観光と言うことで、まずは京都水族館へ。ここはオオサンショウウオが展示されてます。京都のオオサンショウウオは純血種、チュウゴクオオサンショウウオ、そして純血とチュウゴクオオサンショウウオとのハイブリッドの3種類が生息しているそうです。その違いを見比べて見ました。ちなみに前日に見たのはハイブリッドです。ちなみにオオサンショウウオの指は前足が4本、後ろ足が5本です、アップ写真をご覧下さい。また、たまたま口を大きく開けたオオサンショウウオの写真が撮影できました。レアだそうです。
その後、比叡山へ。車内からですが紅葉を堪能して帰ってきました。
秋の京都は初めてでしたが、陸も水中も楽しく綺麗でした。
ダイビング屋のツアーなのに京都?と思うかもしれませんね。
京都にも舞鶴と言う海があります。天橋立なども有名ですが、今回は海ではなく「川」京都の川には天然記念物のオオサンショウウオが生息しています。また京都のお隣、滋賀県琵琶湖水系の川には、この時期琵琶湖固有種のビワヒメマス(サーモン)が遡上しています。天然のオオサンショウウオと貴重なビワヒメマスの遡上に出会うドルフィンアイズ初のツアーの開催です。また秋の京都といえば紅葉が有名すね。今回はバッチリ紅葉シーズンだったので、綺麗に色づく山々や色づいた葉が流れて来る川の中の紅葉も楽しみました。
ちなみにこのツアーはシリンダー(タンク)を背負いません。使う器材はドライスーツ、マスク、シュノーケル、ブローブ、フフード(今回使わない方もいましたが…)だけでフィンすら使いません。水面で観察するのでノンダイバーの方でも参加できるツアーなんですよ。
1日目、京都まではハイエースでバビューンと6時間の旅。
到着後、早速鴨川上流でオオサンショウオ探しの開始です。
ドライスーツに着替えて、皆んなで川へ入って探していると発見!岩の下で休んでいました。1匹はこちらを向いていてくれたので顔までバッチリ!極小のつぶらすぎるおめめと大きな口が怪獣感を醸し出してました。
この日のお天気は気持ちの良い穏やかな晴れ!でも2日目の天気予報は「雨」それもそこそこな雨量予報、雨が降ると川が濁るのでビワヒメマスが見えづらくなってしまします。なので2日目に行く予定だった琵琶湖水系の川へ急遽移動してビワヒメマスまで狙っちゃいました。
マスは通常川から海へ下り、成長したのちに川を遡上し産卵して一生を終えます。ビワヒメマスは琵琶湖にしかいない種で琵琶湖が海の役割をするので、一度も海に行かないマス(サーモン)なんです。貴重なマスで生体を保護するために今回観察した川の名前は明かすことができません。現地に到着して橋の上から眺めるといました!更に良く見ると浅い場所を泳ぐ時に水面上に背ビレが見えます。再度ドライスーツに着替えて川の中へ、水深は深いところで40cm程度、覗きながら探しているとカメを発見、後で調べて見るとどうやら「ニホンイシガメ」と言うカメらしいです。3匹くらいいたかな?動画も撮ったのでご覧下さい。カメと戯れつつ川辺の草の間を探すとビワヒメマスが隠れていました。産卵時期なので婚姻色が綺麗です。じっくり観察していると2匹になったりすることもあったのでツガイでしょうね。また、死んでしまっているビワヒメマスも数匹いて自然の摂理を感じました。
ホテルは万葉倶楽部グループのホテル京都エミナースへ。
京都には温泉がほぼ無いらしいのですがこのホテルのお湯は温泉、それも素晴らしい泉質で浸かるとぬるっとします。肌スベスベ効果がハンパありませんでした。もちろん万葉の湯ですからタオルや館内着は不要で楽々です。
2日目は京都観光に切り替え。
雨でも大丈夫な観光と言うことで、まずは京都水族館へ。ここはオオサンショウウオが展示されてます。京都のオオサンショウウオは純血種、チュウゴクオオサンショウウオ、そして純血とチュウゴクオオサンショウウオとのハイブリッドの3種類が生息しているそうです。その違いを見比べて見ました。ちなみに前日に見たのはハイブリッドです。ちなみにオオサンショウウオの指は前足が4本、後ろ足が5本です、アップ写真をご覧下さい。また、たまたま口を大きく開けたオオサンショウウオの写真が撮影できました。レアだそうです。
その後、比叡山へ。車内からですが紅葉を堪能して帰ってきました。
秋の京都は初めてでしたが、陸も水中も楽しく綺麗でした。