日記

人気の田子で洞窟ダイビング

2021年10月30日(土)

田子のボートダイビング、お客様にはかなり人気で毎ツアーかなりご満足いただいています。
その理由は

①ビックリする程の魚影
②ダイナミックな地形
③マクロ(小さな)生物もたくさん

そんな田子でよく潜るポイントは「フトネ」や「沖ノ島」「白崎」です。
しかし、田子のポイントはこれだけじゃないんです!
洞窟ダイビングでこれまた人気ポイントの雲見のようなダイビングポイントが田子にもあるんです。その存在は前々から知ってはいたものの諸事情でなかなか潜れず…
でも今回やっと潜ることができました。ポイント名は「三ノ浦(さんのうら)」です

水温:23度
透明度:15m

1本目は定番のフトネへ
流れは緩やかで魚影バッチリ!断崖絶壁の根のまわりにキンギョハナダイがありえないほどいて、それを縫う様に大きなヘラヤガラがゆったり泳いでます。根頭だけでも十分楽しめますね。最後は根頭からフロートを上げ流されながらの安全停止、すぐにロープは見えなくなったので予定通りだったのですが、浮上たら潜降ブイからたった20mくらいのところに浮上してしまってビックリ、ほどんど流されてませんでした。水中では流れていたのに…こんなことってあるんですね。




2本目はいよいよ三ノ浦へ
エリア的には外海になります。伊豆半島の崖にあるポイントです。最大水深は−7m!それも潜降地点が−7m、ダイビング中はほぼずっと安全停止水深以浅です。1本目にたくさん窒素が溜まっても全然問題ないカンジ。
で、気になる地形は?
大きく分けて2つの洞窟と1つのアーチ、複数の水路があります。
まずは右の洞窟へ、入り口は大きくたくさんのミナミハタンポの群れがお出迎え、奥行きは深くなく行き止まりですが、途中に別の横穴が空いていて、進むと徐々に蒼い光が差し込んできて縦に大きな穴に変わり外に出られる様になっています。ここにもものすごい数のミナミハタンポが群れていました。水面に顔を出すこともでき、半水面撮影も可能です。
この洞窟の動画です↓



右の洞窟を後にし左の洞窟へ、水面に突出しているアーチをくぐりながら向かいます。
左の洞窟は行き止まりの洞窟です。正確には外までつながっていますが、人間が通れる大きさではありません。狭くなったり広くなったり、ソコソコ奥行きのある洞窟で最奥部ではライトは必須、冒険心掻き立てられますよ。

左の洞窟を出る頃には潜水時間も30分ほどに、ボートに帰る道すがらには水路があります。ダイバー1人分の幅の水路です。ボート下には上部が平たい大きな岩があって、じっくりマクロも楽しいです。この日はメガネスズメダイと言うオレンジ色の珍しいスズメダイを見れました。

三ノ浦、すげー楽しいです。
地形大好きダイバーはヨダレです。差し込む光も綺麗なのでのんびりダイバーにもお勧めできますよ。
注意としては浅いポイントなので、ウネリがあるとほぼダメです。また、浅くても吹き上がらないスキルが必要です。自信がない方は練習してぜひトライして見てください。それだけの価値のあるポイントですよ。


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