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ドルフィン日記 お泊まりツアー: 2022年5月

大瀬1泊2日ナイトダイビングツアー,結果潜りまくり!

2022年5月21日(土)〜22日(日)

日頃は日帰りでダイビングを楽しんでいる大瀬
今回はお泊まりでゆったりしっかりナイトダイビングまで楽しんで行こう!と言うツアーです。

水温:17〜18度
透明度:8〜15m

初日は雨が降ったり止んだりのお天気でしたが、日頃のツアーではあまり行かないポイントに潜ってみよう!
と言うことでまずは「柵下(さくした)」へ、ここは水深26m付近にショートドロップオフと呼ばれる地形があります。砂地が岩で堰き止められていて岩は壁になっています。また壁は覗けるようになっていて、暗い場所が好きな生物がたくさん住み着いています。
こんな感じです↓
ショートドロッププオフ周辺にはスジハナダイと言うオレンジ色のボディに赤いラインが入ったキレイな魚が群れていました。
2本目は「一本松〜門下」エリアをじっくり堪能、サカタザメに出会いました。サメとは名ばかりのエイの仲間です。上から見るとひし形のボディでアホっぽい感じなので大川は「アホのサカタ」と呼んでいます。
↑大きさはこんな感じ。
このエリアでは綺麗なコノハガニのペアやサンゴガニの仲間、そして大瀬で一番のイバラカンザシの群生を堪能しました。
ナイトダイビングまでの間、時間がたくさんあったので昼間3本目のダイビングで「湾内」へ
湾内も日頃潜っているエリアではなく、少し深場へ、黒いカエルアンコウの子供に出会いました。また狙いはミジンベニハゼ、瓶の中に住んでいる黄色い可愛いハゼです。

そしていよいよ初日4本目ナイトダイビングへ!
浅場の透明度は落ちてしまいましたが、潜降後いきなり大きなスズキ(シーバス)が登場!すっげ!!と思っていたら近くのオオスジイシモチをパクリ!捕食シーンを見ちゃいました。そして偶然食べらる直前のオオスジイシモチの写真を撮っていました。下の食べられてしまう直前のオオスジイシモチとスズキです↓

その他、ベッコウヒカリウミウシや殻のあるウミウシ、いろんなサイズのヒメセミエビなどが見れました。

2日目は朝8時過ぎからまたもや「柵下」にエントリー
前日とは打って変わっていいお天気、富士山も綺麗でした。
前日に行っていなかったエリアに行きました。イボイソバナガニやクマノミ、綺麗な砂イソギンチャクなどを見てきました。

2本目は「先端」へ
相変わらずのソラスズメダイとキンギョハナダイの群れ、この時期大きく育つ海藻のマメタワラの林に出迎えられながらのエントリー、緩い流れの逆らいながら徐々に水深を落としていくと、ハナオトメウミウシやオルトマンワラエビなどを見ていると以前この辺りにクダゴンベがいたよな〜と思いながら探していると…いたっ!
これがクダゴンベです。
南の魚でレア物ですよ〜
そして、この2日間大川はSCRホライゾンで潜りましたが、ホライゾンのメリット「近寄れる」をクダゴンベとウツボで満喫してみました。排気泡があまり出ないことと、背中から排気されることでこんな寄れます↓

レギュレータからの排気音と泡って、水中生物にストレスを与えているんですね〜
その後、緩やかな流れに乗って軽くドリフト、キックしなくても景色が変わり、いろんな魚の群れの中を勝手に流れて進んで行きます。気持ち良かったです。

さぁ最後の3本目(前日からトータル7本目)は湾内の通称「マンボウ下」へ
ボート漁礁でアカオビハナダイの群れ、沖のケーソンでマツカサウオ、ガラスハゼの卵、エキジットギリギリの場所で大きなアカエイに出会いました。



お泊まりツアーは時間に余裕がありますね。お客様のご希望で先端にダイビングに行ったついでに神池や大瀬灯台観光もしちゃいました。
たくさん潜って色々見て、楽しかった2日間でした。


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