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日記 8ページ目

イソギンチャク移植ダイビングと小学生の体験ダイビング

2021年7月22日(木祝)

第2回目のイソギンチャク移植ダイビングと体験ダイビングで岩へ行ってきました。

水温:24度
透明度:8m

まずは体験ダイビングから。
今回ご参加いただいたのはお店のご近所さんの小学生の男の子、10歳になったばかりです。当日はご家族4人で自分の車で現地まで来ていただきました。これもコロナ対策の一環です。ドルフィンアイズの体験ダイビングはシュノーケリングから開始します。シュノーケリングでは目の前にアオリイカの子供がやって来てめまぐるしく色が変わるところをじっくり観察できました。
続いての体験ダイビングでは青い魚や、ペアになっている魚、大きなブダイ、シマシマのタカノハダイなどたくさんの魚を見ることができました!とっても楽しんでくれたようです。また是非遊びにいらして下さいね。

一方、イソギンチャク移植組はコースでは、今回から新しいウエットスーツでダイビングされるお客様がいらっしゃいました。今までよりも暖かく、動きやすいスーツで2ピースで作りしたから長い期間ウエットでOKな仕様です。おめでとうございます!
そしてパソコンを使って写真と動画を使ってやり方をレクチャー!1本目は漁礁の現状観察と更に石を積みました。積むのもただ単純に置くのではなく、どうしたら魚が住み着いてくれるかを考えて積んでいきます。また生物は新しくウツボが2匹、ソラスズメダイの子供が数匹住み着いているのが確認できました!

そうそう1週間前に移植したイソギンチャクですが、10個体くっついているのが確認できました。全部で14個体移植しましたから、成功率70%以上!これはけっこう高い数字です!
そして2本目は通常ダイビングできない港の中へ、ここでイソギンチャク(正確にはサンゴイソギンチャク)を回収します。回収は当別な方法で丁寧にゆっくりと。回収したイソギンチャクはさっそく漁礁へ運び、いよいよ植え付けです。今回は3バディいましたので、正確に何個体移植できたか数えられませんでしたが、かなりの数を移植できました。見栄えも良くなりましたよ!

今回初めて参加されたお客様は「ほんの少しだけど自分が携わった漁礁なので愛着がわく、これからが楽しみ」とおっしゃっていました。

後はクマノミやミツボシクロスズメダイ、イソギンチャクエビなどがやってくるのを待つばかり。
早く来ないかなぁ〜

シュノーケリング&体験ダイビングの様子↓

イソギンチャク移植の様子↓


青く暖かで綺麗な西伊豆堂ヶ島でダイビング

2021年7月20日(火)

なかなか日記更新ができず申し訳ありません。
ありがたいことに、店に帰ってきてから日記を書く元気もでないほど、忙しい日々です。
皆様に、感謝感謝ですね。

さて、そんなわけで約1週間前の報告となります。

堂ヶ島へ行ってきました。

水温:24〜26度
透明度:10〜20m

水が青いです。
水が暖かいです。水面はヌルいくらいです。
そんなナイスすぎる
コンディションの中、Myウエットスーツデビューのお客様がいらっしゃいました!

おめでとうございまーす!
これから快適にダイビングして行ってください。
ちなみに乗っている船も堂ヶ島の新しい船で、真ん中にダイバーが座る専用の椅子が設置されていてとても楽々でした。

1本目は「浮島根」へ
キンギョハナダイの群れ、タカベの群れ、ソフトコーラル類、すごいです。透明度がものすごく良いので、ワイド写真がいい感じでした。

2本目は「サク根」へ
ここは海底温泉ポイントです。でも温泉だけではなく、地形も魚影も面白いんですよ。水路地形やトンネルがあります。今回は中型のクエにも出会えました。

こんなコンディションが長く続くといいなぁ〜



ダイバーの手で漁礁を作る〜イソギンチャク移植編〜1回目

2021年7月18日(日)

神奈川県真鶴町岩のビーチダイビングポイントの砂地にはドルフィンアイズがコツコツと作っている漁礁があります。

簡単に年表にすると…

2017年7月:1号漁礁製作開始(石運びとイソギンチャク移植)
2017年8月:クマノミの子供が住み着く
2018年7月:台風12号のウネリで更地に…
2019年1月頃:悲しみが癒えたので2号漁礁製作開始(石運びのみ)
2021年7月:2号漁礁にイソギンチャク移植開始

こんな感じです。
1号漁礁では一晩にして更地になる悪夢を経験しました。その心のダメージは激しく、直ぐに復興できませんでした。その悲しみが癒えた頃から2号漁礁の製作を開始、1号漁礁の反省を生かし、石はたくさん!大量に!あまり高くせず低めに、そして自然の岩場に近い場所へ…などなど。直ぐにイソギンチャクを移植したかったのですが、グッとこらえて基礎作り、たくさんのお客様の力を集めてたくさんの石運びをしました。「1ダイブ1石」の掛け声で上級者はもちろん、ダイビングライセンス取得コースの海洋実習中のお客様まで大きな石から小さい石まで、各自ができる範囲内で運んでもらいました。

そんな甲斐あってどんどん大きくなった2号漁礁

現在拡大中の場所をもっと成長させて、来年あたりにイソギンチャクを移植する気でいました。
が!
大川が我慢できなくなったので、今年から再開することにしました(笑)
ただ、2号漁礁の製作を開始した部分にだけにイソギンチャクを移植をし、拡大中部分には引き続き石を運び、より頑丈な漁礁にします。

「イソギンチャク移植も強固な漁礁作りも同時進行で行こう!」

と言うことで、今回約4年ぶりにイソギンチャク移植を開始しました。
前置きが長くなりましたが、今日の報告です。

水温:23度
透明度:5〜7m(石を運んだ時は漁礁周りだけ50cm)

1本目は生物調査とハイパー石運びをしました。
確認された2号漁礁の住人たちです↓

たくさんの生物が住み着いてきました!
石運びはリフトバックを使って大きな石を運びました。

リフトバックを使って3回、手だけで数個、ガンガン運びました。

2本目はいよいよイソギンチャク移植です。
通常潜ってはいけない港内のとあるエリアにダイビング!そこにはイソギンチャクが群生しています。とは言っても自然に群生したわけではなく、とある人間の事情で群生したものなんです。そこからイソギンチャクを拝借します。その手法がすごく重要!あるテクニックを使って取ります。

取ったイソギンチャクは素早く第2漁礁へ
イソギンチャクを傷めないように、弱らせないように。。。

そして移植します。





全部で14個のイソギンチャクを移植できました。



でもイソギンチャクにも意思がありますので定着してくれるかはまだわかりません。
乞うご期待!ですね。

自分が移植したイソギンチャクにクマノミが定着してくれようものなら、その喜びは格別です!

次のイソギンチャク移植は…

7月22日(木祝)
8月1日(日)

に予定されています。
ご賞味のある方はスタッフまで!

らららでファンダイビング&基本スキルおさらい

2021年7月17日(土)

ららら(平沢)に行ってきました。
今回はファンダイビングと基本スキルを開催しました。
行きは全面再開した西湘バイパスを通ってバビューン!快適です。

水温:23〜24度
透明度:8〜10m

1本目は西側エリアへ
マアジの群れ、メジナの大群、ムツの群れ、クロホシイシモチの群れ、カゴカキダイの群れ、大きなマダコ、コブダイの子供などなど
このエリアはいつも群れが多いです。水温が上がってきたので魚たちも活発になってます!

2本目は西から東の中央エリアへ
お目当はウミテング、大川苦手系です。こんな時には「みんなで協力作戦」発動!このあたりだよ〜って皆さんに教えたら
サーチタイム!今回はお客様がペアのウミテングを発見!さすがです。
その他、アカカマスの群れや幻想的な海藻モクの森を楽しみました。

**********************************

熱海市伊豆山の土石流発生から2週間経ちました。
制限されていた一般車の熱海ビーチラインの通行ができるようになりました。
でも通行するには約束事が幾つかあって
①常にハザードを点灯する
②制限速度は30km/h
③追い越し禁止
④料金所では一旦停止
本日帰りに通りましたが、上下線全車両がハザードを点灯して通行する光景は異様でした。そして伊豆山港とその海の状況は悲惨なものでした。一刻も早く行方不明者が発見されること、被災された皆さんが1日でも早く通常の生活ができるようになることを祈らずにはいられません。



ゆっくりのんびりダイビング初級コース1日目を開催

2021年7月11日(日)

ダイビングライセンスと言えば「オープンウォーターダイバー」ですね。
このコースは一般的なお店の講習では3日間で終了となりますが、ドルフィンアイズでは4日間頂いています。

なぜ1日多いのか?

インストラクターの技量不足…まぁそうなのかもしれませんが…いえいえポリシー持ってやってます!
ライセンス取得コースでの経験は講習生様のその後のダイビングを大きく左右するほど重要な経験です。簡単にさっと済ませる講習ではなく、しっかりとたくさん練習をして、しっかりとたくさんの知識や技術を身につけてほしい、ドルフィンアイズではそう考えて4日間にしています。

「急がば回れ」そんなところでしょうか?

ドルフィンアイズでは、同じオープンウォーターダイバーコースでも更に1日追加して5日間かけて行う「ゆっくりのんびりダイビング初級コース」を用意しています。これは50代以上の方や、若くても体力に自信のない方向けのコースとなっています。
コース詳細はコチラをご覧下さい。

今回はゆっくりのんびりダイビング初級コースの1日目を開催しました。

基本的にこのコースは講習生様のペースに合わせてマンツーマンで行いますから、体に無理がかかりづらいです。1日目の今回は学科とプール実習です。学科講習は超重要点のみを話し合い、プール実習でも浅いプールだけで超基本スキルのみを実習します。水中での呼吸の練習とそれに合わせた浮力調整練習に時間をかけます。
講習生様、物凄く上手くなりました!
ゆっくりながらも時間をかけ、たくさん練習できたので、一般的に難しいとされている浅場での中性浮力状態でレギュレータリカバリーもすごく上手にできるようになりました。コレ是非動画をご覧ください。

さぁ次回は海の浅いところで限定水域実習!本当はプールでやりたかったんですけど休館日なんですよねぇ〜 でも、同じ浅い水深ですから安心して受講できると思いますよ。
次回も頑張っていきましょう〜



800本と500本の記念ダイビング

2021年7月10日(土)

超久しぶりに良いお天気になったこの日、ホームグランドの岩で800本記念ダイビングと500本記念ダイビングがありました。
お二人とも10年以上ダイビングを続けてこられたダイバーです。
そんな記念ダイビングにたくさんのお客様が一緒に参加されお祝いしました!
前の週の豪雨とそれから続いた長雨、久しく太陽を拝んでいませんでしたがこの日は急回復!日焼けするほどの日差しが照りつけました。夏です!夏!!

水温:22度
透明度:5〜12m

今回は2ボートダイビング
1本目は「小田原」へ
真鶴の岩の小田原と言う訳のわからないポイントですが、名前の由来は「小田原に1番近いポイントだから」と言うから単純明快!東西に長細い根があり、根の下は緩やかに深くなり30mオーバーにも行けます。しかし、この日は長雨のせいで浅場の透明度が悪かったのと、けっこうな潮流があったので無理せず24mくらいまででセーブ。タカベやスズメダイ、ネンブツダイの群れに出会えました。

2本目はいよいよ記念ダイビング!ポイントは「トライアングル」です。
トライアングルは岩大橋を作った時に使ったパイプを沖の砂地に組んだ人口漁礁です。水深は最大21m程度ですが、砂地に突如として現れる巨大構造物にたくさんの生物が集まります。
緩やかにはなったものの潮流は1本目から続いていましたが、そのぶん、キンギョハナダイが綺麗でした。
800本と500本、凄い数字です。素晴らしい数字です。おめでとうございまーす!これからも楽しく潜っていきましょう!目指せ1000本!


ハンマーヘッドシャークの群れと遭遇,伊豆大島ツアー

2021年7月5日(月)〜6日(日)

6月のツアーに引き続き、7月は平日で伊豆大島ツアーを開催しました。
ツアーの目玉は「ハンマーヘッドシャーク」
このダイバー憧れのサメに、夏になると超高確率で、それも群れで、それもビーチダイブで、それも水深10mそこそこで、それも近距離で出会うことができる夢のようなダイビングです。

伊豆大島は小田原から気軽に行ける離島です。
小田原から熱海へ車で1時間、熱海からジェット船で伊豆大島まで45分(1時間の時もあり)で到着です。今回は10時頃に到着しました。
お昼前に「秋の浜」へ1ダイブ!
昼食後、「野田浜」と「ケイカイ」へそれぞれ1ダイブ!たくさんのウミガメやツバメウオなどに出会えました。
初日は合計3ダイブしました。

2日目はハンマー狙いで「ケイカイ」へ
ハンマーは早朝に現れます。このポイントの潜水可能時間は日の出から日の入りまで、この日は4時35分が日の出でしたので、4時10分に宿を出て日の出と共にエントリーしました。しばらく待つと…来たっ!!!巨体の群れが何回も!単品で泳いでくるヤツ、数匹で来るヤツ…と色々ですが、1ダイブでこれだけのハンマーに、それも近距離で出会えるダイビングはなかなかありません。特に今回は平日だったのでハンマーの数も多く見れました。
興奮のハンマーダイブ終了後は宿に帰って一寝入り…朝食後にニタリを狙って「秋の浜」へ、ニタリって知ってますか?オナガザメです。長い尾びれをムチのようにしならせて獲物をバチン!気絶したところを捕食するサメです。来ないかな〜とずーっと探しましたが…こちらはアウトでした。残念!
ツアー最後は「王の浜」へ、ここではウミガメに急接近!全然逃げないウミガメがいて、一緒に写真を撮らせてくれました。
2日目も合計3ダイブ、大満足の6本でした。









フリーダイビングを始める,海で気軽に遊ぶ

2021年7月1日(木)

フリーダイビングベーシックコースを開催しました。
このコースは「色々学べる体験版フリーダイビング」です。自分の息だけで水中を楽しむのがフリーダイビングです。

「素潜りとの違いは?」
「シュノーケリングとの違いは?」

と聞かれることがあります。

素潜り:自分の息だけで潜る遊び
シュノーケリング:シュノーケルを使って息をしながら水面を泳ぐ遊び
フリーダイビング:自分の息の限界を知り、限界を伸ばすことで、より水中で長く安全にいられるようにする遊び

こんな違いがあります。

今回のお客様はスキューバダイビングをしてきた方ではなく、イチからフリーダイビングのお客様です。海で素潜りするための器材を見にご来店されたお客様ですが、SSIのフリーダイビングプログラムについてお話ししたところ、非常に興味を持っていただいてご参加いただきました。
講習でも初めてとは思えないくらい息ごらえできてビックリ!数年かけてトレーニングして到達した大川の記録に届いちゃいそうでした(汗汗汗…)
ダックダイブは少々手こずったようですが、これから更に練習して上手になっていきましょう!

講習後はMy器材選びとなりました。
ロングフィン、マスク、シュノーケル、ソックスを揃えられ、次回はファンフリーダイビングです。これから楽しんでいきましょう!!!

ドルフィンアイズでは今回のフリーダイビング講習からロングフィンのレンタルを始めました。ロングフィンはフリーダイビングでは必要不可欠な器材ですし、スキューバダイビング用フィンと大きく違い、楽しさに大きく影響します。そして履いて実際にキックしてみないとその素晴らしさは体験できません。
日本のSSIフリーダイビングセンターの中では先駆けて各サイズご用意、講習に参加された方は無料でお使いいただけます。既に受講済みの方にも無料でお試しいただけますのでお気軽にお声がけくださいね。






強い潮流の中でダイビングするメリット

2021年6月27日(日)

予定通り西伊豆の田子へ行ってきました。
今回は基本スキルおさらいを兼ねたファンダイビングです。

水温:21〜22度
透明度:15m

潮回りは中潮、タイドグラフを見ると、そこそこ強い潮流がありそうな予感でした。

1本目は「フトネ」へ
ブイが微妙に沈んでいる感じ、これは流れが強いなぁと分かりました。潜降ロープに着くと吐いた泡が横に流れていく感じ。久しぶりの激流です。こう言う時は魚が群れる!期待大です。根頭に到着すると、予想通りの群れ!こんな流れの時は根につかまって鑑賞がベスト、何か大物も来ないかなぁ〜と期待しちゃいましたが、そちらは空振りでした。

2本目はのんびり「田子島」へ行こうかと思ったら、「フトネの流れが穏やかになったかも」との情報があり、急遽変更して2本目もフトネへ。流れは微妙に緩やかになったぐらいでいたが、1本目に比べて広い範囲をダイビングする事ができました。ウミウシなんかも発見しましたよ。

2本とも浮上&安全停止は流されながら、この方法が楽で安全です。
今回のダイビングではダイバーとしての経験値が上がったと思います。

帰りは沖縄発祥のステーキ屋さん「やっぱりステーキ」へ
沖縄のお店と同じく、なかなかリーズナブルに満足いく量を食べれますし、美味しいです。機会があったらまた皆さんをお連れしますね〜




障がい者ダイバーのバディになる準備コースを開催

2021年6月26日(土)

今年から始まったクラシファイドダイブバディコース
このコースは障がい者ダイバーのバディとして知っておいて欲しいこと、習得しておいて欲しい技術を楽しく学んでいただけます。
また、障がい者の方だけでなく、体力のない健常者の方とバディを組む時にも役に立ちます。
陸上と水中で、目が全く見えない方、足が動かない方の体験もできて、世の中にバリアがどれだけあるか、どんなものがバリアになるのかも分かっていただけるかと思います。

「陸上も水中も見えないのは緊張したけど、すごくいい経験になった」
「見えない状態で泳ぐのもけっこう楽しかった」

などなどのコメントを頂きました。
ご参加ありがとうございました。
これからもクラシファイドダイブバディを増やして、障がい者の方がいらっしゃった時の準備を進めていきます。




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