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日記 お店での出来事: 2021年11月

潜水病,肺が割れる,溺れる,そんな時の対応を学ぶ

2021年11月7日(日)

前日に引き続き救急法酸素供給法を開催しました。
講習開始直後にいつも聞いていることがあります。
「ここ2年間で救急法を使うような場面に遭遇しましたか?」
「ありません」
ほぼそんな答えが返ってきます。
救急法や酸素供給法は使う場面に出くわさないに越したことがないですよね。その方が幸せです。
しかし万が一の事はいつやって来るかわかりません。それに備え、万が一の時に体が動くようにしておく事で更に幸せを引き寄せるんじゃないかと思います。

止血の方法、三角巾の使い方、喉に詰まった場合の対応法、意識不明者の対応(心臓マッサージやAEDの使い方)、シナリオ練習、酸素供給キットの組立、減圧障害ダイバーへの酸素供給などを練習しました。

終始和やかに笑いありの講習となりました。


最新のスマホを使った救急法,ファーストエイド,酸素供給法

2021年11月6日(土)

今シーズン第2回目の救急法,酸素供給法講習を開催しました。
救急法はダイビングに限らず陸上で遭遇する可能性がある緊急事態に備えます。
「そんなの119番で救急隊に任せちゃえばいいじゃん」
と思う方もいるかもしれません。しかし、自分の友人や恋人などご自分の大事な人を思い浮かべてみて下さい。その人が突然目の前で倒れたらどうしますか?119番で救急車を呼びますね。でも救急隊が到着するまでの間、何ができますか?実は到着までの時間が救命率を大幅に下げてしまうんです。この救急隊に引き継ぐまで非常に大事な時間は僕らに託されているんです。勇気を出して傷病者に手を差し伸べる勇気をこの講習では身につけてもらってます。

一方、酸素供給法はダイバーに与えられた特権のようなもの。ダイビングをすれば発症リスクはセロにならない減圧症(俗にい言う潜水病)や過膨張障害になった場合、最高のファーストエイドは迅速に100%酸素を吸うことですが100%酸素投与は医師の許可が必要になります。許可を待っていては投与がどんどん遅れてしまい、後遺症が残るリスクが上がるばかりか、最悪の状況にも発展しかねません。そこで酸素供給法を受講したダイバーは減圧症、過膨張障害、溺れの3つに限り、2年間酸素を与えることを特例的に認められます。そんなわけで酸素供給ができるようになるのはダイバーだけの特権なんですね。でも「自分ができなくてもインストラクターがやってくれるから必要ないじゃん」と思っている方も多いのでは?減圧症はダイビング終了後、12時間以上経過してから発症する場合もあり、体の不調を感じた時はインストラクターはいません。また、減圧症の症状が分かっていなければ、減圧症であることにも気づかず処置が遅れて最悪2度とダイビングができない体になってしまうかもしれません。このコースでは減圧症の症状とは?自分で自分を診断する能力も身につけてもらっています。


最後にこんな写真を↓

みんなヒマでスマホをいじくっているだけにしか見えないこの写真、実は講習中のひとコマです。真剣にスマホを操作してファーストエイドマニュアルを確認しています。便利な時代に便利なものがある事を認識し、万が一の時に使えるように練習しました。
こんなことができるのもSSIシステムのおかげです!

今年も救急法,酸素供給法講習の季節がやってきた。

2021年11月2日(火)

毎年12月に開催しているリアクトライト(救急法&酸素供給法)とその更新講習ですが、色々検討した結果今年は11月〜12月に開催することにしました。
今回は2021年の1回目、主に平日お休みのお客様に集まって頂いて開催しました。

三角巾法や喉に何かが詰まった時の対処方法、意識不明者への対応、減圧症や過膨張障害のダイバーへ酸素の与え方など、しっかり練習しました。

救急法の開催日程は

11月6日土曜日
11月7日日曜日
12月26日日曜日

となっております。





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